# 捨てるものが宝物に!プラスチックと廃材のアップサイクルで地球を救う魔法の方法

ポイント1: アップサイクルってなに?リサイクルとどう違うの?

みんなは「リサイクル」という言葉を知っていますよね。ペットボトルや空き缶を集めて、また新しいものに作り変えることです。でも「アップサイクル」は、もっとすごいんです!

リサイクルは、使い終わったものを一度バラバラにして、また材料として使います。でも**アップサイクル**は、古いものをそのまま使って、もっと価値の高い、かっこいいものに生まれ変わらせることなんです。

たとえば、建物を壊したときに出る木の板や窓ガラス。これらは「廃材(※使わなくなった材料のこと)」と呼ばれます。普通ならゴミになってしまいますが、アップサイクルでは、これを使って素敵な芸術作品や新しい家具を作るんです。

プラスチックも同じです。ペットボトルをリサイクルすると、細かく砕いて溶かして、また新しいペットボトルになります。でもアップサイクルなら、ペットボトルをそのまま使って、おしゃれなランプやアート作品を作ることができるんですよ。

ポイント2: 建物の廃材が生まれ変わった驚きの事例

世界中には、建物の廃材を使った素晴らしいアップサイクルの例がたくさんあります。

**古い工場が美術館に変身!**
アメリカやヨーロッパでは、使われなくなった古い工場の建物を、そのまま美術館やおしゃれなカフェに作り変えています。古いレンガの壁や太い鉄の柱をそのまま残して、昔の雰囲気を活かしながら、新しい場所として生まれ変わらせているんです。

**木の廃材が素敵な家具に!**
日本でも、古い家を壊したときに出る太い柱や床板を使って、テーブルや椅子を作っている人たちがいます。100年以上も使われてきた木には、とても味わい深い色や模様があって、新しい木では作れない特別な家具になるんです。

**プラスチックの窓枠がアート作品に!**
建物の古いプラスチック製の窓枠を集めて、カラフルな壁飾りを作ったアーティストもいます。色々な色のプラスチックを組み合わせて、まるで虹のような美しい作品になりました。

ポイント3: なぜアップサイクルが地球に優しいの?

アップサイクルは、地球環境にとってもとても良いことなんです。その理由を説明しますね。

**ゴミが減る!**
建物を壊すと、たくさんの廃材が出ます。これをゴミとして捨てると、埋め立て地がいっぱいになってしまいます。でもアップサイクルすれば、ゴミにならずに新しい作品として使えます。

**エネルギーを節約できる!**
リサイクルでは、材料を溶かしたり加工したりするのに、たくさんの電気やガスが必要です。でもアップサイクルは、そのままの形を活かすので、使うエネルギーがずっと少なくて済むんです。

**新しい材料を作らなくていい!**
プラスチックは石油から作られます。新しいプラスチックを作ると、貴重な石油を使ってしまいます。でも廃材をアップサイクルすれば、新しい材料を作る必要がないので、地球の資源を守ることができるんです。

みんなも、使わなくなったものを見たら「これ、何か別のものに変身させられないかな?」と考えてみてください。小さなペットボトルでも、工夫次第で素敵なペン立てや植木鉢になります。アップサイクルの考え方は、誰にでもできる地球に優しい活動なんですよ!