捨てられるものが宝物に!プラスチックと食べ物のアップサイクルで地球を守ろう

プラスチックリサイクルと食べ物のアップサイクル~捨てられるものが宝物に変身!~

ポイント1:プラスチックリサイクルって何?

みなさんは、使い終わったペットボトルやプラスチック製品がどうなるか知っていますか?「リサイクル」という言葉を聞いたことがあると思います。リサイクルとは、使い終わったものを集めて、新しい製品に作り直すことです。例えば、古いペットボトルは回収されて、新しいペットボトルになったり、洋服や靴になったりします。

でも実は、リサイクルよりも素晴らしい方法があるんです。それが「アップサイクル」です。アップサイクルとは、いらなくなったものを、元の形よりもっと価値のあるものに作り変えることなのです。プラスチックリサイクルと同じように、地球を守る大切な活動として、今、たくさんの場所で行われています。

ポイント2:食べ物の世界のアップサイクル

プラスチックだけでなく、食べ物の世界でもアップサイクルが進んでいることを知っていますか?その中でも注目されているのが「酒粕(さけかす)」と「おから」です。

酒粕は、日本酒を作るときに出てくる白い固い部分のことです。お米から日本酒を作るときに、液体の部分だけを取り出すので、残った固い部分が酒粕になります。おからは、豆腐を作るときに出てくる白い粉のようなものです。大豆から豆乳という液体を取り出した後に、残った部分がおからです。

今までは、この酒粕とおからは「いらなくなったもの」として捨てられることが多かったのです。毎年、日本中で大量の酒粕とおからが焼却場で燃やされていました。しかし最近、これらを新しい食べ物に変身させるアップサイクルが注目されているのです。これはプラスチックがゴミから新しい製品に生まれ変わるのと同じように、食べ物の世界でも「いらないもの」が「欲しいもの」に変身する素晴らしい活動なのです。

ポイント3:栄養満点の新しい食べ物が誕生

実は、酒粕とおからには、たくさんの栄養が隠されています。

酒粕には、体の筋肉を作るのに必要なたんぱく質がたくさん入っています。さらに、酒粕は「発酵食品」でもあります。発酵食品とは、微生物という小さな生き物が食べ物を変えてくれた食べ物のことで、お腹を健康にしてくれる良い菌がたくさん入っています。この酒粕を使って、甘いお菓子や栄養満点のスープを作ることができます。酒粕クッキーや酒粕アイス、酒粕パンなど、おいしい食べ物に変身させる工夫が進んでいます。

おからも同じです。おからには食物繊維という、お腹をきれいにしてくれる栄養がたくさん入っています。このおからを使って、ハンバーグやコロッケ、パンやケーキまで作ることができます。学校の給食でも、おからを使った食べ物が出されることが増えています。

このように、捨てられる予定だった食べ物が、みんなの体を健康にする栄養満点の食べ物に変身するのです。プラスチックリサイクルで古いペットボトルが新しいカバンに生まれ変わるように、酒粕とおからも新しい命をもらい、さらに価値のあるものになるのです。これが本当のアップサイクルの力です。

ポイント4:アップサイクルが地球と私たちにもたらすこと

酒粕とおからのアップサイクルが広がると、どんな良いことが起きるのでしょうか?

まず第一に、ゴミが減ります。今まで焼却場で燃やされていた酒粕とおからが、新しい食べ物に生まれ変わるので、燃やされるゴミが減ります。これは空気の汚れを減らし、地球を守ることにつながります。プラスチックリサイクルでペットボトルが減るのと同じように、食べ物の無駄も減らすことができるのです。

第二に、「もったいない」という大切な気持ちが広がります。昔の日本の人たちは、すべてのものを大事にして、無駄にしないという気持ちを持っていました。アップサイクルは、その昔ながらの大切な気持ちを、今の時代に合わせた形で実行しているのです。使えるものは活かすという想いから生まれているのです。

第三に、新しい産業が生まれます。酒粕とおからを使った新しい食べ物を作る会社が増えると、そこで働く人が増えます。そして、その新しい食べ物をみんなが買うようになれば、日本の農業や食品工業が元気になります。

ポイント5:小学生の私たちができること

地球を守るために、小学生の私たちにできることがあります。

プラスチックリサイクルに協力するために、使い終わったペットボトルやプラスチック製品を、正しく分別して出すことが大事です。でも、もっと大事なことは、プラスチックをなるべく使わないようにすることです。エコバッグを使ったり、詰め替え製品を選んだりすることで、最初からゴミを減らすことができます。

食べ物のアップサイクルに協力するのも簡単です。お店で買い物をするときに、酒粕やおからが使われている食べ物を選んで食べることです。スーパーで商品を見るときに、「このケーキにはおからが入っているのかな?」と確認してみてください。親御さんと一緒に、環境に優しい食べ物について話し合うのも良いでしょう。

一人ひとりの小さな選択や行動が集まると、地球全体を守る大きな力になるのです。プラスチックリサイクルも、食べ物のアップサイクルも、みんなが協力することで初めて成功します。みなさんが今、できることから始めてみてください。それが、未来の地球を守る第一歩になるのです。